第30回つくばマラソン

2010年11月28日(日)

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 6日前に風邪で寝込んでしまい、走ったのは5キロを軽くジョギングした程度。咳もおさまらず半ばあきらめ半分で出場することにしたが、とにかく「勇気あるリタイア」を胸に午前5時半起床。体調不調のため前日に続きジョグは省略し、おにぎりを二つ、サラダ2種類、ヨーグルトなどお腹につめこんで家を出る。

 蕨駅から南浦和に出て武蔵野線で南流山へ。そこからつくばエクスプレスでつくば駅まで。「つくば」と云えば以前はとんでもなく遠い町のイメージだったが随分近くなったもの。
 
 


 パンフレットには「研究学園駅」から有料シャトルバスが便利とあったが、かなり待った後20分バスに乗るよりも終点の「つくば駅」から歩いた方が断然便利。  

 つくば駅からは公園の中を歩いてのんびりとウォーキング。(初めての場所なのでただただ後をついていっただけですが)大学構内に入り懐かしく学生の頃の校舎を思い出しているうちに到着。

 何しろ1万7千人以上のランナーがいるのでとんでもない混雑と思いきや、会場が広大でスタート地点もタイム順にAからGくらいのレベルに分けられているため今までのハーフマラソンよりもスムーズに移動できる。

 応援の家族は後で来るため荷物を預けてトイレ等をすましてスタート地点に急ぐ。この時点でスタートまで10分だがアップはやっていないというまさに出たとこ勝負・・・。

  スターターは「世界選手権金メダリスト」というよりバルセロナオリンピックでの「こけちゃいました」の方が有名になった谷口浩美選手。「あわてて、他の人の靴を踏まないようにしましょう」というユーモアいっぱいの声援の後、いよいよ号砲!
 
 走り始めた途端、足と体が予想以上に重いのがわかる。こんなに体の動かないレースは始めてだが、自分の体調がわかっているだけにとにかく行けるところまで5分30秒のペースで行くことにする。5分40秒で最後まで走りきれば4時間を切れるが、後半の落ち込みがどれくらいくるのかわからないし、まず20キロまで走りきれる自信は全くない状態。
 
 5キロを越えても足は重く体もまだまだ動かない状態だが、タイムは5分30秒前後を維持。ところが7キロあたりから不思議なほど足の状態が戻ってきて、気がつけば体の重さもなくなっている。ラップをとってみるとキロ5分13秒に上がっていたので少し落として自重する。あれよあれよという間に折り返し地点まで来るが、タイムは5分半あたりを維持。

 途中「あんパン」や「バナナ」が用意されていたが、甘いもの苦手なワタシは「あんパン」なぞ何十年も食べていない。しかし20キロ過ぎからは血糖値が下がってしまうので糖分の補給は不可欠(勉強した)であるので、頑張って食べてみるとこれが大変美味い。生まれて一番美味しい「あんパン」だった。ちょっと食べ過ぎた感はあるが、なんとか大きな落ち込みはなく通せた。ただし「いつ体が動かなくなってリタイヤするか」という不安はハーフを過ぎてもずっとある状態。
 
 30キロ近くで徐々にタイムは落ちてきて5分50秒を越えるようになる。前半の貯金があるのでこのペースでもギリギリ4時間以内に入れるが、これ以上の落ち込みは要注意。もうこの当たりでは「絶対にサブフォー(4時間以内)」という目標死守で足に向かって叱咤激励しながら走っている。何とか5分半に戻すが、ほっとしてタイムを見るとすぐキロ7分にまで落ちる。
 回りでは救護班が走っていたり、路上に座り込む人がかなり多くなっている。何とかまた取り戻し、6分を切れなかったのはこの辺りの2キロだけに止めることができた。そうして見えてきたのは赤茶色のトラック!
 コーナーに家族の姿を発見し(気がついていないので)近寄って大声をかけて(逆だと思うが・・・)4分の3周してゴール。
 記録証発行所までの間に色々なことが(本当に沢山のことが)頭をよぎって行く。受け取った記録。
 
 グロスタイム 3:57:44 
 ネットタイム 3:55:24 也。
   
 
 風邪で完走さえ危ぶまれたが走り出してからは咳は全く出なかった。ところがゴールして歩き出した途端咳が出て止まらなくなってしまった。レース前の6日間、ボロボロの体調だったことを考えると何か特別の力で守られたような不思議な気持。

 初のフルマラソンの感想は人生
    「最高の達成感!!!」

でした。

 


何故か会場にいた「まるこめ君」