DANCE
YOKOHAMA DANCE COLLECTION EX 2011

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 2月13日(日)は横浜美術館の「高嶺格展」(EXHIBITION参照)と赤煉瓦倉庫で開催される「YOKOHAMA DANCE COLLECTION EX 2011」を見るために横浜へ。

 この「DANCE COLLECTION」は16年の歴史を持つダンスコンクールだが、実はそこに広島の知人の息子さんが出場するということでやってきた。知人のご主人は岡山大学を卒業後現在広島市役所にお勤めの「国本さん」、奥さんは我が家にも時々泊まりに来られる同じ岡大の特美を卒業された私の1つ先輩の「みっちゃん」。(彼女にいただいたレモンは「国本さんからレモン」や「9年目のレモン」という作品になった)こちらの家庭は全て男の子で3兄弟。その次男の文平君がビデオ審査で今回の本選出場を得た。
 
 さて、全部で11組のダンスコンクールだが、内容はコンテンポラリーなので一筋縄ではいかないものが多いようだ。最終日の13日は3組の出場で文平君は2番目の出場。
 1組目は「ネジピジン」という人の振り付けによる合板と角材を使った二人のダンスというかパフォーマンス。いささか冗長で正直見ているのがかなりきつかった。
そして2番目に「国本文平君」だが丸椅子に座って長い手を生かして表現したのは「THE SON」。15分ほどの短いダンスだったが、大変きれいで品格の感じられるチャーミングなパフォーマンスだった。「清」という言葉が浮かんだ印象深いもの。この日は彼だけが照明、音楽、振り付けを全て一人で行っていた。
 3組目は既に海外で活躍しているという韓国女性「ソン・ミョンヒ」の振り付けによる彼女と男性によるダンス。こちらは格が違うとばかりに音楽、照明、体が見事にリンクして美しい感動的なダンス。最優秀賞決定といった感じの完成されたものだった。
 ゲストダンスの後はかなり長く待たされて(審査が長引いたため)やっと発表へ。まず若手の25歳以下に与えられるコンペティション2「新人振付家部門」から発表。こちらは一人の最優秀賞の他、予定になかった奨励賞を二人に与えていた。そしてコンペティション1「作品部門」の発表だが、ここで驚きの結果。次点である「フランス留学賞」で呼ばれた名前は「国本文平」!!!!!
 本人もご両親もついでにわれわれ知人も(失礼ながら)唖然。そして歓喜の渦に!!!(ちなみに最優秀賞は本日1組目の個人的にかなり苦手だった「ネジピジン」さん)・・・・・・・・・。
 後の講評の中では「ずばぬけた作品がなかった」そして「最優秀賞より海外で勉強できる留学賞の方がいいかな」とも・・・。交通事故のリハビリでバレエを始めた文平君だが、一度広島大学を卒業後現在は将来のことを考えて広大を再受験して医学部で作業療法学を専攻している。それが最大六ヶ月の留学賞。近くの席では「国本文平って誰」「広島の子らしいよ」などという声が。いやはやまさに「スター誕生」の場面に遭遇した気分。その後関内近くの居酒屋で国本夫妻を囲んで9人で打ち上げ。盛りあがったような夢のような不思議な飲み会でした。ちなみに文平君本人はスタッフとのクロージングパーティでこちらには来られませんでした。(写真は上:パンフレット 中:会場1Fの紹介パネル 下:受賞後のステージ・中央が文平君)