BOOK
火の鳥/手塚治虫 
角川文庫

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 初めて火の鳥を読んだのはいつだろう。高校生か学生時、大判の朝日ソノラマ版だったと思う。輪廻に基づいたストーリーと斬新な映像的表現に魅了された。その後漫画を手にすることがなくなったが、火の鳥全巻を息子の誕生日プレゼントに買ったことがある。いつか読もうと思っていたが、どうやら彼の趣味ではなかったらしく、いつの間にか行方不明。久々に思い出して今回は文庫本で読了。手塚治虫氏のエッセイによると若い頃には映画を1年間に365本見たこともあったという。手塚漫画の独特のアングルや映像表現、ドラマチックなストーリーはそんな映画から多大な影響を受けているという。
 さて、文庫版は全13巻。
 黎明編、未来編、ヤマト・異形編、鳳凰編、復活・羽衣編、望郷編、乱世編(上・下)宇宙・生命編、太陽編(上・中・下)、ギリシャ・ローマ編(こちらは番外編)。
 最も好きなのは鳳凰編と望郷編だが、何度読んでも引き込まれる名作中の名作。