2014年11月29日(土)
第1回日光ハイウェイマラソン

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 フルマラソンの本命「つくばマラソン」の申込に昨年に引き続き間に合わずあちこち捜して日光を走ることに決定。疲れても土曜日開催でもあるし、泊も可能なので決めたもののこの時期の日光の寒さに不安もちらほら。

 当日4時半起床。食後、1キロほどジョギングして体調を見直すが、今までの中ではかなりいい状態。5時33分発の京浜東北線で大宮まで。
 大宮から東北本線で栗橋へ、そこから東武日光線で新栃木、またまた乗り換えて東武日光駅へ到着。
 駅前からシャトルバスで会場に行く。傘のない人には係りの方が傘を貸してくれていた。案内なども大変丁寧だった。
 

 荷物預かり所とスタート地点とはまた離れていて雨の中とぼとぼと移動。カッパを忘れて不安だが、走っている内に暖まるだろう。写真はトイレをまつ長い長い列。

 歩いて5分ほどのところがスタート&ゴール地点。
さて、スタート前の説明で大きな驚きが・・・。開会式、実行委員長の説明で何と「高低差400mのコース」であることを知る。またゲストランナーの谷川真理さんから「本当に厳しいコースですよ」とのコメントに青ざめる。行きは約20キロの下り、帰りは約20キロの登りというとんでもないコース。どうせ後半、足はだめになるのだろうから、前半の下りでかせぐことにする。
 スタート直後から下り(というかこのハイウェイに平坦なところはない)なのでどんどん加速していく。途中見える山々の景色も雨の中、美しい。足の状態体調は大変良く前半ハーフの記録は1時間43分のベストよりもいい42分前後。これはベストタイムも夢ではないと思った後半の上り坂。とたんに足が止まり、体の動きも極端に重くなる。前半のつっこみのツケが早くも22キロあたりからきてしまい、とまどう。持っていたジェルやエイドのバナナなどを補給するが25キロ過ぎから体全体が動かなくなり足を上げるのがやっと。とにかく歩こうと何度か思うが歩いている人たちを見ると思い直して走る。
 ただ、走っているのか早足なのかほとんど区別のつかない状態が35キロまで続く。それでもみんな疲れているらしくほとんど抜かれることはない。このあたりで関門ストップと制止されたら、抵抗なく棄権していただろう。気がつけば雨はあがり時々日が差してくる。しかし風景を受け入れる余裕ゼロ。タイムは既にベストどころか4時間以内も厳しくなってきていたものの、とにかくこんな辛いマラソンは経験がないだけに終えることだけが目標になってくる。そんな悲壮な思いで進んでいると35キロ過ぎてふっと足が動くようになる。
 きついのは確かだが精神的にも前向きになり、どん底から体調は上向きになっているのがわかる走りになる。スピードが出せるという状態ではないがとくかくこの体調でゴール地点が見えてほっとする。ただし、このコースはゴール地点をさらに抜けて往復2キロして改めてゴールするというもの。そのラスト登りの1キロがとんでもない厳しさだり下りの1キロも足への負担は限界。そして夢だと思っていたゴールへ。
 グロスタイム3時間57秒35秒!
自己ベストには遠く及ばないが、このコースでの4時間切りはちょっぴりの成果と自信。
 ゴール後の豚汁(写真)の美味しかったこと。
 足は最悪のダメージを受けていて靴紐も結べない。何とか(心で悲鳴をあげつつ)着替えてシャトルバスに乗り込み東武日光駅へ。
 思えば想像を絶する難コースだったが、係りの方たちの運営は丁寧でどの方からも優しい心遣いを感じた。難コース攻略を目標に参加するとまた楽しめるかもしれないが、ちょっと自分の年齢的にはハードルが高すぎたよう。
 さて、その後、生涯最高に心地よい温泉でほっと一息。